車の発煙筒の使い方をわかりやすく解説します
「発煙筒って車にあるけど、どうやって使うの?」
そう思っている人は意外と多いはずです。
普段はほとんど使わないアイテムだからこそ、非常時に正しく使えるかどうかがとても大事です。
初めての人でも迷わず使える発煙筒の使い方を、わかりやすく紹介します。
発煙筒はどんな時に使うの?
発煙筒は、以下のような「緊急時」に車の存在を後続車に知らせるための安全アイテムです。
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車が故障して動けなくなった
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事故で停車している
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夜間や雨で車が見えにくい
赤い煙(または光)で、離れた車にも自分の存在をアピールできます。
まずは発煙筒の場所を確認しよう
ほとんどの車では、発煙筒は助手席の足元(グローブボックス下)付近に固定されています。
赤い筒状で、クリップに挟まれていることが多いです。
最近の車では LEDタイプ(電子式)のものもあります。
発煙筒(火薬式)の使い方
①安全を確保する
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まずはハザードランプを点灯
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可能であれば路肩に寄せる
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車外へ出て、安全な場所へ避難(ガードレールの外など)
②発煙筒を取り出す
赤い筒を手に取り、キャップを回して外します。
③キャップ側の「擦り薬」で点火する
キャップの裏側に、マッチのような「擦る面」があります。
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発煙筒本体の先端(黒い部分)を
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キャップの擦り薬に 強くこすりつける
すると、赤い炎と煙が出て点火します。
④車の後方に置く
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車の50〜100m後方に置く(高速ならもっと遠く)
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三角停止表示板と併用するとさらに安全
⚠手に持って振り回すと危険なので、置くだけでOK!
⑤燃え尽きるまで待つ
発煙筒は自分で消す必要はありません。
そのまま自然に燃え尽きるのを待ちます。
電子式(LED)の発煙筒の場合
最新の車では、火を使わないLED式の発煙筒もあります。
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キャップを回してスイッチON
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あとは車の後方に置くだけ
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煙は出ませんが、赤い点滅光で知らせます
火薬式より扱いやすく、安全瀬が高いのが特徴です![]()
発煙筒には使用期限がある!
発煙筒には使用期限(約4年)があり、期限切れだと車検に通らないこともあります。
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発煙筒本体に印字されている日付をチェック
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近い場合はカー用品店やネットで交換可能
期限が切れていないか定期的に確認しておきましょう![]()
発煙筒は使う機会は少ないですが、いざという時にあなたと周囲の安全を守る大切な道具です。
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発煙筒の場所を知っておく
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使い方を覚えておく
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使用期限を確認する
この3つを押さえれば、もしもの時にも落ち着いて行動できます![]()





